第16回「同経会東京のつどい」
第16回「同経会東京のつどい」を下記の通り開催します。
同経会「東京のつどい」は、関東在住会員のための講演会と懇親会が一緒になった年に一度のイベントです。
経済学部の卒業生が学ぶにふさわしい魅力ある演題、講師にお願いしています。
今回は、保阪正康氏にご登壇いただきます。お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
恩師、旧友と、また新しい友と、楽しいひとときをお過ごしいただければ幸いです。
- 2017年11月6日(月)18時30分 開場(受付開始 18時~)
- 会場:「公益社団法人 日本記者クラブ」
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東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル10階
電話:03-3503-2721
- 東京メトロ千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C-4出口
- 東京メトロ丸の内線「霞ヶ関駅」B-2出口
- 都営地下鉄三田線「内幸町駅」A-7出口
- 参加費:5,000円(懇親会費を含む)
- 18時30分 講演会『昭和・平成そして新時代へ ─日本社会はどう変わるか─』
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昭和は62年と2週間。
そして平成という時代は今回の特例法により、ほぼ30年で終わることが予想されている。
昭和という時代のキーワードは、つまりは「天皇」「戦争」「国民」に落ち着く。
しかもこの三つのキーワードは次のような構図をもっている。
天皇…戦前は大元帥、神格化した存在。戦後は人間天皇であり、象徴天皇である。
戦争…戦前は軍事主導体制。戦後は非軍事体制。
国民…戦前は臣民(天皇の赤子)。戦後は市民(シビリアン)。
昭和後期と平成は、「戦後」を形づくってきた。
さて日本社会は新しい元号のもとでどのような道を歩むのか、そのことを確かめたい。 - 講師のご紹介
- 保阪 正康 氏
(ノンフィクション作家・評論家 日本近現代史研究者) -
【略歴】
1939年北海道出身。
1963年同志社大学文学部社会学科卒「昭和史を語り継ぐ会」主宰。
昭和史の実証的研究のため、延べ4000人の人々に聞き書き取材を行い独自の執筆活動を続けている。
2004年、個人誌『昭和史講座』の刊行で第52回菊池寛賞受賞。
天皇陛下の退位をめぐり政府が設置した「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が行うヒアリング対象者に選ばれた。
近著『田中角栄と安倍晋三 昭和史でわかる「劣化ニッポン」の正体』(朝日新書2017)
『帝国軍人の弁明:エリート軍人の自伝・回想録を読む』(筑摩選書2017)
他多数 - 19時50分 懇親パーティー
- お飲み物と軽食をご用意しています。
同経会事務局
E-Mail: | info@dokeikai.com |
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