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同経会総会・卒業生のつどい開催報告

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同経会総会・卒業生のつどい開催報告



 京都の街に祇園ばやしが流れる中、同経会総会・卒業生のつどいを7月9日(土)からすま京都ホテルにて、大学関係者や会員約70名の参加を得て開催しました。卒業生のつどいは新型コロナの感染拡大の影響から3年ぶりの開催です。総合司会を同経会執行理事中谷豊美さんが務め、総会、講演会、演奏会、懇親会の順にスタートしました。

 最初に昨年10月の理事会で服部盛隆会長から田堂哲志会長への交代が報告され、新会長の田堂会長が議長となって総会の議事が進められました。第一号議案「2021年度事業報告並びに決算報告」第二号議案「2022年度事業計画並びに予算案」は一括上程され、田堂会長より同経会の現状分析をもとに「今後のありたい姿」と具体的活動の方向性の明示がありました。また、各委員会より2022年度事業計画についてテーマを掲げ、その実現に向けての具体的な取り組みの説明がなされました。「2021年度決算報告」「2022年度予算案」については鍵専務理事より説明し、小杉監事による会計監査の後に承認されました。
第3号議案「役員改選について」は田堂会長より提案され承認されました。第4号議案「会則・個人情報取扱い規程の改訂」では、新たに名誉顧問の追加と会計責任者の記載削除、大学との名簿共同利用の開始に伴う所要の改正が提案され、承認されました。

 総会後の講演会は、講師として経済学部OBで日本ラグビーフットボール協会顧問である坂田好弘氏をお迎えしました。同志社が誇る「世界の坂田」として有名なラグビー界のレジェンドです。ラグビーとの出会いから同志社大学ラグビー部、近鉄ラグビー部、ニュージーランドへのラグビー留学、そして36年間の大阪体育大学ラグビー部監督それぞれのエピソードを交え、ラグビーに対する熱い思いを語っていただきました 同志社大学ラグビー部では、当時の岡仁詩監督から「ウイングは、真っ直ぐ走るものだ。真っ直ぐ走れ」という指導に困惑ながら、左右への華麗なステップが誕生したこと。近鉄では駅務員や車掌をしながら、悪コンディションの花園ラグビー場で合宿して、悪コンディションの中でも実力が発揮できることの大切さを学んだこと。そしてこの近鉄時代にニュージーランドへラグビー留学され、地元の大学クラブ・州選抜・学生選抜でプレイされました。チームメンバーや現地の人々に仲間として受け入れてもらうには、ゲストとしてではなくチームのために貢献する本気度や姿勢を示すことがいかに大切かを学んだとのことです。

最後は、大阪体育大学大学ラグビー部監督時代の話題です。母校同志社大学ラグビー部には負けてばかりでしたが、同志社大学に勝つことができたその指導の基本には、新島先生のお言葉があったとのことでした。
 講演の後は、同志社大学マンドリンクラブによる演奏です。マンドリンの音に心が癒され、最後に聞いたマンドリンによるカレッジソングは新鮮で格別でした。

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