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同経会総会・卒業生のつどい開催報告

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同経会総会・卒業生のつどい開催報告



 七月八日(土)同志社大学経済学部「卒業生のつどい」が、からすま京都ホテルで開催されました。昨年は、新型コロナの影響で若干の自粛ムードもありましたが、今年は百名以上の参加者を得て盛大に催されました。また、卒業生のつどいに先立ち見学会も復活され十数名の参加者を得て、今出健一つどい委員(昭和45年卒)のガイドにより、京都御苑、御所を巡り好評を得ました。

 引き続き総会、講演会、公演、懇親会が開催されました。 総合司会を中谷豊美執行理事(昭和52年卒)が務めました。総会は、会則にのっとり田堂哲志会長(昭和52年卒)が議長となり、議事が進められました。総会に先立ち、物故者の方々に黙とうを捧げました。

 第1号議案「2022年度活動報告並びに決算報告」第2号議案「2023年度活動計画並びに予算計画」が一括上程されました。
 田堂会長より、会長3年目の抱負が述べられました。特に、来年度から十一月のホームカミングデイに合わせて総会を実施したいとのことでした。2022年度の同経会のビジョンのもとに活動した結果、同経会員数の増加をもたらし、収入の増加、併せて寄付の募集により財務基盤の強化が図られたことが報告されました。同経会賞を充実するほか「アカデミー賞」「スポーツ賞」の創設、大学への貢献活動として「学生プロジェクト」へ支援を行うことが報告されました。

 学生プロジェクトについては、総会の後に、学生から一般企業での具体的活動内容の報告がなされました。

 各委員会の担当副会長、委員長から「2023年度活動計画」が提示されました。
 「2022年度決算報告」「2023年度予算計画」が、鍵圭一郎専務理事(平成1年卒)より説明され、小杉将之監事(平成1年卒)より会計監査報告がありました。第1、2号議案につぃて諮られた結果、議案通り承認されました.

 第3号議案として、終身会費積立金使途計画予算案が上程されました。十年程度継続して大学や学部学生に対して貢献するために、一部とり崩して有効活用していくもので、これも議案通り承認されました。
続いて、第4号議案「役員改選について」田堂会長提案通り承認されました。名古屋支部が、東海支部と改称がなされました。
今年度の同経会ビジョンに、「継続する同経会」を付け加え、持続していくことの辞重要背を述べられ、今年度の総会も、昨年度の総会と同様に、田堂会長の熱い思いが伝わる総会となりました。

 続いて、学生プロジェクトの具体的活動内容が、学生によって報告されました。プロジェクト参加企業の持つ課題を学生の立場から解決策を考え提案していく実践的な学習の場を提供するもので、同経会が支援することで、より活動の自由度が増し、学生、企業にとってより有効なものなっているようです。

 講演会は、村田晃嗣同志社大学法学部教授に「ウクライナ戦争と日米中関係」と題して講演していただきました。時宜を得た題材であり、先生の軽妙な語り口と、研究者ならではの具体的な数字をもとにしたお話に、納得したり,そのもたらす未来に落胆したりと、あっという間の1時間でした。

2023年同経会卒業生のつどい」での同志社大学法学部村田晃嗣教授ご講演要旨

 休憩をはさんで、同志社交響楽団弦楽四重奏による演奏が行われ、一服の清涼感を得ました。ちなみに、演目は、カレッジソング、ボロディンの弦楽四重奏第二番、第一楽章、第三楽章でした.
懇親会は、田堂会長の挨拶、来賓紹介、八田英二同志社総長・理事長、植田朝子同志社学長からご祝辞をいただき、宮本大経済学部長のご発声もと一同乾杯の後、開宴となりました。
今年は、平成・令和の卒業生が、全出席者百八名中(来賓十六名)二十八名と多く、また、抽選会も企画され、会場は活気にあふれていました。

最後に、近藤和夫つどい委員長(昭和44年卒)が挨拶され、「料理が足らない」との反省を述べられていたのも致し方なかったのかもしれません。そこで、若い人材のつどい委員への参加を強く要望されていました。また、同経会員でありながら、会員登録をされていない方もおられることがわかり、一人でも多くの方の登録の依頼もありました。
この後カレッジソングを唱和して、お開きとなりました。

   長田 宏(昭和52年卒)
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